ケイ素と鉄分から成る合金鉄で、酸素との強力な親和力を利用して主に製鋼時の脱酸素用として使用されます。その他にも鋼の強度を上げるためのシリコン添加剤や鋳物用接種剤としても用いられます。
生産国:ブラジル、中国、カザフスタンなど
原料:硅石・還元材・鉄源
ケイ素と鉄分から成る合金鉄で、酸素との強力な親和力を利用して主に製鋼時の脱酸素用として使用されます。その他にも鋼の強度を上げるためのシリコン添加剤や鋳物用接種剤としても用いられます。
生産国:ブラジル、中国、カザフスタンなど
原料:硅石・還元材・鉄源
マンガンとケイ素と鉄分から成る合金鉄で、鉄を作る際に溶鋼中の脱酸素用や脱硫黄用、およびマンガンやケイ素の添加用として使用されます。その中で、低炭素シリコマンガンは、ケイ素の含有量が多い上に炭素分が低く、主にマンガンを多く含むステンレス鋼の成分調整用として使用されます。
生産国:インド、ブラジル、ウクライナなど
原料:マンガン鉱石、珪石
チタンと鉄分からなる合金鉄で、酸素、窒素、硫黄との親和性が強く鉄鋼精錬時において主に脱酸素用として使用されます。
生産国:イギリス
原料:チタンスクラップ、鉄スクラップなど
クロムと鉄分から成る合金鉄で、クロム含有量が10.5%以上、炭素含有量が1.2%以下の合金鋼はステンレス鋼と定義されており、主にステンレス鋼の原料として使用されています。また鋼の耐食性、耐摩耗性を強める性質があるため、ステンレス鋼の他、耐熱鋼、構造用鋼(建築、船舶用など)および高張力鋼(建築、橋梁など)の原料としても広く使われています。また、含有炭素量により、3種類に大別されます。
生産国:南アフリカ、欧州、中国、インドなど
原料:クロム鉱石、還元材、硅石など
含有炭素量による違い
① 高炭素フェロクロム…炭素(C)>4.0%
② 中炭素フェロクロム…炭素(C)0.10%<C≦4.0%
③ 低炭素フェロクロム…一般的には炭素(C)≦0.10%
ニッケルと鉄分から成る合金鉄で、最も代表的な用途がステンレスまたは特殊鋼です。ニッケル分を加えることで、耐熱性、耐久性、強靭性、焼入れ性などを向上させることができるため、構造用合金鋼、耐熱鋼、合金工具鋼に使用されます。
生産国:日本、ブラジルなど
原料:ニッケル鉱石、石灰石、石炭
モリブデンと鉄分から成る合金鉄で、硬度、耐熱性、耐摩耗性を高める性質がある為、構造用鋼、高張力鋼、工具鋼などの原料として使用されます。
生産国:韓国など
原料:モリブデン精鉱
バナジウムと鉄分から成る合金鉄で、靭性、耐熱性、耐食性などを高める性質がある為、高張力鋼、構造用鋼、工具鋼などの原料に使用されます。
生産国:日本、台湾、韓国など
原料:五酸化バナジウム、使用済み触媒
シリコマンガン
フェロチタン
自動車
金属シリコン
太陽光発電パネル
フェロクロム
フェロニッケル
ステンレス製品
フェロモリブデン
フェロバナジウム
工具
■金属鉱産第一部
TEL:03-3513-1246
取り扱い商材:フェロシリコン、シリコマンガン、フェロチタンなど
■金属鉱産第二部
TEL:03-3513-1282
取り扱い商材:フェロクロム、フェロニッケル、フェロモリブデン、フェロバナジウムなど
■金属鉱産部(西日本支社)
TEL:06-6347-3693
取り扱い商材:フェロシリコン、シリコマンガン、金属シリコン
■金属鉱産部(中部支社)
TEL:052-202-6534
取り扱い商材:フェロシリコン、シリコマンガンなど